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2005/12/23(金)〜2006/1/13(金)
Theatre Series 01: 石田尚志「フーガの技法」
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J・S・バッハの同題曲の構造を絵画に翻訳したアブストラクトアニメーション。
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フーガのそれぞれの主題を聴き取るように、膨大な量の絵画素材を描き進める。それら原画を楽譜の構造に忠実に重ね合わせ、裏から直接強い光をあて、1コマごと、演奏するように撮影する。不断に介在する身体的息遣いと筆跡の集積。CGでは決して到達できない光。
20世紀初頭の抽象絵画誕生の根底に横たわる音楽への夢と、ダダイストがフーガ形式への着目から世界で初めて手掛けたアブストラクトシネマ(1921)に対する、21世紀のラディカルな解答でもある。
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トロント国際映画祭では、WAVELENGTHSプログラムにおいて、アメリカ実験映画の巨人ジョナス・メカスやスタン・ブラッケージの最新作と共に上映され、チョンジュ国際映画祭では、ジョン・ケージに影響を与えた抽象映画の巨匠オスカー・フィッシンガーの歴史的作品群と共に上映。その独特な映像表現が高い評価を得ている。また、愛知芸術文化センターにて中野振一郎のチェンバロ、詩人吉増剛造の朗読と共に上映されるなど、「映画」や「アニメーション」という枠を超える展開をしている。数年に渡る準備期間を経てバッハ没後250年の2000年に制作を開始。2001年完成。
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2001年/16mm(※)/19分(愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品)
Color Sound スタンダ-ド(1;1.33)
監督:石田尚志
音楽:ヨハン・セバスチャン・バッハ 《フ-ガの技法》BWV1080 コントラプンクトゥス・3主題
企画:愛知芸術文化センター 制作:愛知県文化情報センター
エグゼクティブプロデューサー:越後谷卓司 編集:浦山三枝
※今回はデジタルプロジェクターでの上映となります。 |
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石田尚志 Takashi Ishida
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| 1972年生まれ。映像作家、美術家、多摩美術大学非常勤講師。1999年、映像作品『部屋/形態』がイメージフォーラムフェスティバル特選受賞。アート公募審査員賞受賞。バンクーバー国際映画祭、香港国際映画祭、タンペレ国際映画祭等十数カ国で上映。2001年愛知芸術文化センターオリジナル映像(委嘱作品)として『フーガの技法』を制作。トロント国際映画祭、チョンジュ国際映画祭等に正式招待の他、渋谷ユーロスペースにて劇場公開。2003年『椅子とスクリーン』がイメージズ映画祭(カナダ)にて最優秀国際映画賞受賞。越後妻有アートトリエンナーレ、モントリオール国際映画祭などで上映される。これら作品は日本実験映画史を振り返る多くの国際映画祭において選出されている。その他の活動に世田谷美術館での企画個展『絵馬・絵巻』(インスタレーション)をはじめとしたインスタレーション、吉増剛造(詩)とのコラボレーションや、能美健志(ダンス)の舞台美術、UA(アーティスト)の全国ツアー舞台映像提供など。また、アーティスト・イン・レジデンスとして2005年、音楽家足立智美との映像インスタレーションの制作、発表をオーストリア/ウィーンで行った他、2006年は、野村国際文化財団芸術文化助成によるカナダ/トロントでの作品制作、及び金沢美術工芸大学か企画する作家招聘プログラム「CARK」への参加が決定している。 |