![]()
建築・デザイン・アートにまつわる文化的発言の場として、あらゆる媒体によって表現される作品およびその空間を紹介しています。

「スフェラ・エキシビション」では、オランダのデザインスタジオThonik(トーニック)による関西初の個展となる「Thonik alphabets @ sfera kyoto(トーニック・アルファベッツ・アット・スフェラ・キョウト)」を開催します。
1993年にNikki Gonnissen、Thomas Widdershovenにより、アムステルダムに設立されたThonik。
ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館(ロッテルダム)やセントラール・ミュージアム(ユトレヒト)といったオランダの主要な美術館のビジュアル・コミュニケーションをはじめ、第11回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展のビジュアル・コミュニケーションと会場構成、オランダ社会党の政党キャンペーン等、多種多様なプロジェクトを手がけるThonik。
緻密でありながら大胆で実験的なヴィジュアル・コミュニケーションは、国際的に高い評価を受けており、オランダを代表するデザインスタジオのひとつです。
関西で初めての個展となる本展「Thonik alphabets @ sfera kyoto」は、これまでの活動の紹介に加え、本展の為に制作を行ったグラフィカルなテキスタイルの展示を行います。
会期:2012 3/3(Sat)~4/1(Sun) 11:00~20:00/水曜定休/入場無料
会場:スフェラ・エキシビション(京都/スフェラ・ビル2F)
協賛:モンドリアン財団
3/3(Sat)にオープニングイベント開催決定!
開場15:30/開始 16:00(〜18:00)
参加費 500円(要予約)
トーニックより、Thomas Widdershoven(トーマス・ウィデルスホーフェン)氏をスピーカーにお迎えし、制作活動にまつわる幅広いお話をうかがいます。
「トーニック展レクチャーご予約」とお伝え頂き、Eメールかお電話にてご予約ください。定員になり次第、締め切りとさせて頂きます。
e-mail Exhibition@ricordi-sfera.com
Tel 075 532 1105
同日18:00〜20:00にオープニング・パーティを開催します。是非、お気軽にご参加ください。(予約不要/無料)
トーニックからのメッセージ
2008年に上海美術館で行った招待展示は、Thonikにとって、美術館でグラフィック・デザインを展示することの可能性と問題点を再考するきっかけとなりました。
Thonikはこの展示に際し、自身でデザインした16枚のウールのカーペットによるインスタレーションを行いました。カーペットは、中国国内でハンドメイドで生産され、Thonikと現地の手工芸者たちとの対話を通し、制作が行われました。触れると暖かく、来場者の歩みをゆったりとさせるカーペットは、モニュメンタルであり、そして非常に強い存在感を放ちました。
また、カーペットは、移住性を持つとも言え、その後、まるめられて世界中を旅し、ヴェネチア・ビエンナーレや東京のスパイラル、ニューヨークのDroog、そしてオランダ、ブレダのグラフィックデザインミュージアム Motiで展示されました。
今回のスフェラでの展示において、Thonikは、東京のスフェラ・ショップに初めて訪れた際の印象を表現したいと考えました。ジャーナリスト 川上典李子氏の案内で訪れたスフェラ・ショップ東京で、NikkiとThomasは、強い感銘を受けました。とりまく空気は現代的でありながら、手仕事の質の確かさは、クラシックであり、時代を問わない普遍性を携えていました。
京都のスフェラで行う展示に、カーペットは粗く感じられたため、Thonikはカーペットのコンセプトをより洗練された方法で具現化する方法を模索しました。NikkiとThomasは、オランダのティルバーグにあるテキスタイル・ラボに連絡をとり、視覚的な強さだけではなく、日本的な繊細さを表現するために、伝統的なものや最先端のもの、様々な織物技術を使った実験を行いました。
モチーフには、Thonikが過去10年間に様々なクライアントのためにデザインした8つのアルファベットが選ばれました。アルファベットは西洋の伝統で、「全てを言い表せるもの(everything that can be said)」の象徴です。それは、言葉と意味とを形づくるの可能性のシンボルと言えます。アルファベットはすべての単語(words)と、言語的意味のない文字の組み合わせによる単語(non-words)を表現します。この点において、スフェラでのインスタレーションは、Thonikが過去、サンフランシスコ近代美術館で行った、5000種類の4文字の英単語が5000種類のナンセンスな4文字の英単語とランダムに組み合わさるという「four letr word」というインスタレーションと繋がりを持っています。
略歴
1993年にアムステルダムに設立されたグラフィック・デザインを用いたヴィジュアル・コミュニケーションを得意とするデザイン・スタジオ。意味を最小限に抑えたクリアなコンセプトを、クリーンでヴィヴィットな色の組み合わせと、力強いデザインで伝えるのがトーニックのスタイルである。メディアの間を行き来する冒険的なコミュニケーションのアプローチや、PRキャンペーンを発展させて手法で、カルチャー・シーンのみならず、政治的、社会的、様々なフィールドで活躍している。
![]()
605-0086 京都市東山区縄手通り新橋上ル
西側弁財天町17 スフェラ・ビル2F
Tel. +81(0)75 532 1105
Fax. +81(0)75 532 1121
exhibition@ricordi-sfera.com
11:00-20:00(水曜定休)
