口に入れるものから建物にいたるまで生活に関わる全てをデザインする。
スフェラがお届けする今回のアイテムは“お干菓子”です。
Sferaはこれまでライフスタイルをトータルにご提案する取り組みを行って来ました。それは、衣食住すべてに関わるあらゆるアイテム、音や空間、環境までをもデザインしていく取り組みであり、家具から着物に至る様々なプロダクトや、ミラノサローネなどの見本市での展示構成、イベントの企画などに及びます。今回の干菓子プロジェクトでは、初めてプロダクトとして「食」をデザインしました。京都 鍵善良房の全面的な協力を得、日本の文化や伝統、美意識を分かりやすく、かつ繊細に表現できるアイテムとして選ばれたのが、四季がめぐる美しさを見事に表すお干菓子です。職人が代々伝わる伝統の技で作り込むその芸術品にあえて現代の、しかも海外のデザイナーを起用してデザインを入れ込む作業は困難なものでした。季節の移ろいを表現する伝統を引き継ぎながら、新しい価値を見いだせるものにするため、「自然・四季を感じる」をキーワードに、試行錯誤を繰り返しながら3年をかけてようやく商品化に辿り着いた「monet(モネ)」。蓮の花がたゆたう様を表しています。本年のミラノサローネで発表し、会場を訪れた国内外のジャーナリスト、デザイナーからも非常によい反応を得、スフェラ・ビルの5周年を記念するにふさわしいアイテムとなりました。水面に揺れる蓮の花が心に残す印象さながらの、たおやかで優しいフォルムと口溶けとの調和をお楽しみ下さい。
Claesson Koivisto Rune [デザイナー]
このプロジェクトは、お干菓子の箱を開けたときのわくわくするような特別な気分を呼び起こします。包みを開き、愛らしい小さなお干菓子の一つをそっと指先でつまみ、口もとへと運ぶ。ほのかな甘さがゆっくりと口の中に広がる。それは貴重なひと時で、この箱に入ったお菓子を食べるすべての人が我々と同じように、それを経験し、幸せを感じてもらいたいと思います。
→ Sfera PR
鍵善良房
江戸中期・享保年間の創業。古くからある仕事を代々受け継ぎ、歴史を築き上げてきた。素材を吟味し、その味を生したお干菓子や生菓子の数々がその伝統と四季折々の京都を映している。一時の流行に惑わされず、内に向かうことによってさらに「ワザ」を磨き上げることで、京の老舗としての文化を深める京都屈指の菓子店。













